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トランシーバーアプリとは
~メリット・デメリット、活用方法
などをご紹介~

2021.12.17

近年、トランシーバーアプリの活用が、さまざまな業種で進んでいます。業務を効率化するほか、BCP対策にも役立てられるなど、活用用途や活用シーンが豊富なことから、現在、注目を集めています。トランシーバーアプリではどのようなことができるのか、また、どのようなメリットやデメリット、活用法があるのか気になるところでしょう。本記事では、このトランシーバーアプリについて解説します。

トランシーバーアプリとは


トランシーバーアプリとは、スマートフォンにインストールするだけで、トランシーバー機能を利用できるアプリです。
 
すでに、多くの業種・業界の企業が導入しており、業務で広くコミュニケーションツールとして利用されています。
 
トランシーバーアプリは、従来のトランシーバーやアナログ無線機、インカム等の代替サービスとして利用されることが多くなっています。
 
トランシーバー機能として最も特徴的なのが、一人が一斉に複数人に対して音声伝達ができる点です。携帯電話ではむずかしい、一斉発信ができることは、緊急時やチームでの業務を効率化し、円滑に進めるのに役立てられています。 

トランシーバーアプリのメリットとデメリット

トランシーバーアプリには、企業が使う際、さまざまなメリットがあります。そこで、どのようなメリットがあるのかご紹介します。また、デメリットは基本的にありませんが、利用する際に知っておきたい点を押さえておきましょう。

トランシーバーアプリのメリット

 ・遠隔地同士でも通話ができる
従来のトランシーバーは、場所や距離によって電波が届かない、混線などの課題が存在しました。トランシーバーアプリは、インターネットがある環境であれば、どこにいても音声コミュニケーションが可能になります。
 
・導入コストが抑えられ、導入が手軽に行える
従来のトランシーバーや無線機は、初期投資やレンタルコストが高額になる傾向があります。 その点、トランシーバーアプリなら、初期導入費用は0(ゼロ)で、iPhoneやAndroid TMといったスマートフォンなどの端末があれば、スマートフォンアプリをインストールするだけで、すぐ使えます。また、運用コストはアプリのライセンス費用とデータ通信費のみなので、それほど大きな負担にはなりにくいでしょう。
 
・免許申請・更新が不要
トランシーバーアプリを利用するときは、無線機器を利用する際に必要だった免許等は一切不要なので、免許申請・更新の手間がありません。
 
・低遅延のクリアな音声品質、コミュニケーションを効率化・円滑化する多機能を搭載
トランシーバーアプリは、クリアで低遅延の高い音声品質を有するほか、会話の音声録音、テキスト化、ライブ動画配信、翻訳、強制起動など、さまざまなコミュニケーションを効率化・円滑化する機能が搭載されています。
 
・BCP・災害対策ツールとして活用できる
トランシーバーアプリは、地震や台風、火災などの自然災害が起きた際の連絡手段としてなど、BCPや災害時の対策ツールとしても活用可能です。携帯電話での通話は電話回線の混雑で通信制限がかかることが多いですが、トランシーバーアプリは携帯電話の通信網を利用するため、インターネット通信ができる環境であれば連絡を取り合うことができます。

トランシーバーアプリのデメリット

・携帯電話の電波が届かないところでは通信ができない
トランシーバーアプリは、携帯電話の通信網を利用するため、電波が届かないエリアでは通信ができなくなります。あらかじめ利用する場所の電波状況を確認しておくことが必要です。 

トランシーバーアプリの業種別活用方法

トランシーバーアプリは、現在、あらゆる業種で活用されています。ここでは、4つの業種を例に挙げ、具体的な活用方法をご紹介します。

●小売業・店舗

小売業や店舗では、売り場内のフロアやレジ、バックヤードなど複数の場所にスタッフが点在します。トランシーバーアプリを活用することで、離れた場所にいるスタッフ同士の在庫確認やお客様対応などのやりとりをスムーズにします。ハンズフリーで通話しながら作業ができる利点もあります。

●介護施設

介護施設では、多数の入居者が複数階に分かれて在籍していることから、トランシーバーアプリを活用することで、各所で業務に当たるスタッフ間のやりとりが、離れた場所でも可能です。即座にハンズフリーでの作業を行ったり、スタッフの場所を把握できるのも利点です。

●金融

銀行などの金融業では、受付・窓口・後方事務間のコミュニケーションをトランシーバーアプリがスムーズにします。総合受付から窓口担当への業務連絡、窓口担当同士での情報共有・連携を通じて、限られた銀行窓口担当者でも、来店されたお客様をお待たせせず、満足度を高めながら、効率よく業務を行うことが可能です。

●建設

建設現場では、作業員同士の連携や現場状況のリアルタイムな共有が不可欠です。トランシーバーアプリは、遠隔にいても、確実で迅速な指示・連絡による安全の確保が実現するほか、外国人を含めた人材育成にも活用されています。

まとめ 

トランシーバーアプリは、現在、さまざまな企業に導入され、活用されています。非常に高機能であり、手軽で低コストを実現することから、現在、非常に注目を集めています。
 
現在、トランシーバーアプリとしておすすめなのが「Buddycom」という製品です。非常に高機能を備えており、すでに多くの企業や組織が活用し、現場業務のデジタル化に成功しています。
 
グループ通話やライブキャスト機能のほか、履歴保存、音声テキスト化、翻訳機能など、グループコミュニケーションを円滑化する機能が豊富に搭載されており、利便性が高いのが特長です。
 
リコーでは、Buddycomの導入支援サービスを行っております。トランシーバーアプリを比較検討、選択される際には、ぜひご相談ください。
 
※記載の会社名および製品名は、それぞれ各社の商号、商標または登録商標です。
※Buddycomは、株式会社サイエンスアーツの登録商標です。
※インカムは、TOA株式会社の登録商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※AndroidはGoogle LLC.の商標です。

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