更新日：2020.08.07
１．受領書の基本
受領書とは、物品や金銭を受け取った場合に必要な、受領の証明としての書類の事をいいます。
受領書には、受取者の情報（会社名、部署、担当者名、住所等）や、受領物品の情報（数量、単価、金額等）、受領印の欄が必要です。
また、受領書を管理するために「受領日」や「受領書番号」があると便利でしょう。
受領書には、基本的に以下のような種類があります。
○ 単純に物品の受け取りを備忘的に示す受領書
○ 輸送や運搬などのを目的とした、一時預りを明かす受領書
○ 旅行積立など最終的に返すことを前提としない一時預りを明かす受領書
○ 前渡金、仮払い金、手付金、頭金など最終的には返却されないことを前提とした金銭の受領書
２．受領書と領収書の違い
領収書は広い意味で受領書のひとつであると言えますが、具体的には以下のような違いがあります。
＜受領書＞
商品や金銭を受け取った際に、受領者が納品の完了を証明する書類です。
＜領収書＞
金銭の受領の証として受け取る書類のことを指し、似たようなものとしてレシートがあります。