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最終更新日:2026年3月25日

病院の受付業務の自動化にチャットボットがおすすめの理由

病院の受付業務は、混雑時には特に忙しく、電話を中心とした問い合わせすべてに対応しきれないこともあります。近年は人手不足の課題もあり、業務効率化は必要不可欠です。
そこで注目されているのが、問い合わせ対応業務の自動化です。
今回は、病院の受付業務の自動化の具体的な方法や、自動化によるメリットをご紹介します。

1. 病院の受付業務の課題「問い合わせ対応負荷が大きい」

病院の受付業務には、さまざまな課題があるといわれています。人手不足もあることから、限られたスタッフだけで受付対応を行う必要があります。しかし、窓口が混雑する時間帯はどうしても、スムーズな対応がむずかしく、患者さんや利用者をお待たせしてしまうことが多いのが現状です。いかにスピーディーかつ効率的に総合案内や初診受付、予約対応などを行うかが問われています。

また、アクセス方法や駐車場の有無など、緊急性が低い問い合わせが多く発生することもあります。病院の受付という性質上、対応の順番やスピードによっては、人の命や症状に関係することもあります。
そのため、そうした緊急性の低い問い合わせ対応によって、コア業務が圧迫されてしまう課題に対しては、一刻も早く解決策を考える必要があります。

2. 病院の受付業務の問い合わせ対応はチャットボットで自動化を

病院の受付に寄せられる、よくある緊急性の低い問い合わせは、自動化することで負荷を軽減することができます。自動化とは、従来、人が行っていた業務を、IT技術に任せることをいいます。簡単に言えば、何らかのシステムを導入して、人の代わりに業務を行ってもらいます。とくに、問い合わせ対応の自動化によく使われるのがチャットボットです。

●チャットボットでよくある質問を受付

チャットボットとは、会話をするロボットのことです。あらかじめインプットされたQ&Aデータに基づき、会話形式で回答を返します。中にはAI(人工知能)を使ったタイプもあり、ユーザーとの会話を学習して、最適な回答を返します。
そのチャットボットを病院の公式ホームページやアプリ上に設置しておき、質問を受け付ける形にします。
「駐車場はありますか?」「何時から受付ですか?」などの簡易的な質問であれば、QとAをインプットしておけば、ユーザーの入力した質問に応じて該当の回答を返すことができるので、チャットボットで自動化するのに適しています。
病院の受付業務をチャットボットで自動化する場合は、緊急性の低い、よくある質問への問い合わせ対応業務が適しているでしょう。

●ホームページ上の情報や有人対応に引き継ぐことも可能

チャットボットで答え切れない質問については、より詳しい情報がまとまっているページに誘導したり、受付スタッフがチャットや電話で対応する有人対応に引き継いだりすることもできます。

チャットボットの基本的な仕組みや、AI型・シナリオ型などの種類についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

チャットボット(Chatbot)とは?初心者にもわかりやすく解説
3. 病院の受付業務にチャットボットを導入して自動化するメリット

病院の受付業務にチャットボットを導入して自動化することにより、たくさんのメリットが得られます。その主なメリットをご紹介します。

●業務効率化を実現し、コア業務に専念できる

緊急性の低い問い合わせをチャットボットで吸収できれば、業務効率化につながります。そしてコア業務である窓口業務や予約受付業務などに専念することができます。

●問い合わせの待ち時間をゼロに

患者さんや利用者などが電話で問い合わせをしてきたとき、受付業務の手が開かず、なかなか電話に出られないこともあります。そのようなときには電話をお待たせすることになりますが、チャットボットがあれば、待ち時間をなくすことができます。

●24時間365日体制を実現

チャットボットは営業時間外でも利用できるので、利用者の利便性を高めます。夜中に何らかの情報を知りたいときにも、パソコンやスマートフォンからすぐに知ることができます。このように、24時間365日体制を実現できるメリットがあります。

●利用者の満足度向上

利用者は、チャットボットで24時間365日問い合わせることができ、知りたい情報を待ち時間なく得ることができるなどの結果、満足度の向上につながります。「この病院をまた利用したい」と思ってもらえるでしょう。

●会話ログからニーズを把握できる

チャットボットは、利用者からの質問や返した返答などの会話ログが残ります。蓄積された会話ログの質問傾向や数などを分析することで、利用者のニーズをより深く知ることができます。うまく活用できれば、サービス拡充や改善に役立てることもできます。
4. 病院におけるチャットボット導入の効果

●医師やスタッフの負担軽減と業務の効率化

チャットボットを医療現場に導入する最大のメリットは、医師や看護師、受付担当者の業務負担を大幅に軽減できる点です。電話応対に追われる時間を削減し、本来の医療行為に集中できる環境を整えることは、業界全体の課題解決に直結します。

●患者側の不安解消と24時間対応の実現

医療チャットボットを活用すれば、夜間や休日でも患者の問い合わせに自動で応答できます。受診すべきか迷っている側の不安を和らげ、適切な行動を促す効果が期待できます。特にチャットボットを医療機関の公式LINE等と連携させることで、患者にとって身近なツールとして機能します。

●医療現場におけるDX推進の重要性

医療の2025年問題が現実化した今、医療現場のDX推進は急務です。病院チャットボットの導入は、その第一歩として非常に有効であり、最新のIT技術を活用することで、より高い水準の医療サービス提供に繋がります。
5. 診療前後の負担を軽減する具体的な活用機能

●前問診や受診案内の自動化

チャットボットを用いた問診機能により、患者は来院する前にスマートフォンから症状を入力できます。これにより、実際の診察がスムーズになり、待合室での混雑緩和にも役立ちます。また、いつ受診すべきかの案内も自動で行えます。

●病院内での案内や入院時の疑問解決

大規模な院内での施設案内や、入院生活に関する細かな疑問も、Q&Aチャットボットが自動で対応します。これにより、病院でのチャット相談が手軽になり、スタッフへ直接質問する手間が省けます。

●メンタルケアや日常的な健康サポート

近年では、チャットボットをメンタルケアに活用するケースも増えています。AIチャットボットによるメンタルサポート機能を通じて、患者の心理的な状況を定期的に把握し、適切な内容のアドバイスや受診勧奨を行うことが可能です。
6. 運用設定と院内でのDXのポイント

●Webサイトと連携した応答設定

チャットボットを病院やクリニックなど医療機関に導入する際は、公式サイトへの設置が基本となります。よくある質問の応答設定を適切に行い、必要な場合は有人メール対応へ切り替えるなど、柔軟な運用が求められます。

●院内スタッフ間の情報共有ツールとして

患者向けだけでなく、病院内でのチャットツールとしての活用も進んでいます。ビジネスチャットを病院に導入し、病院でのビジネスチャット機能とチャットボットを連携させることで、スタッフ間の連絡や申し送りが効率化されます。病院のチャットツールは、今や欠かせないインフラです。

●オンラインでの請求・連絡機能の活用

オンライン診療の予約登録や、診療後の請求に関する通知などを自動化することも可能です。特別なアプリを使用せずとも、日常的なチャットを病院とのコミュニケーション窓口として活用するための対策や管理体制を構築することが、成功のポイントとなります。

リコーのチャットボットによる、医療機関に特化した具体的な活用シーンや課題解決の事例については、以下のページでも詳しく解説しています。あわせてご活用ください。

病院(医療機関)でのチャットボット活用シーン
7. まとめ

病院の受付業務は、今後、ますます効率化が求められていくでしょう。自動化の流れもあり、チャットボットはより身近な業務効率化を実現ツールとなると考えられることから、チャットボットの導入を検討することは有効といえます。

チャットボットを導入するには、適したサービスを選択することが重要です。

リコーのRICOH Chatbot Serviceは、医療機関における導入実績もある、病院現場におすすめのチャットボットサービスです。
使い慣れたExcelでQ&Aを作成してデータを読み込ませるだけですぐに使い始められるほか、病院向けの業種/部署別テンプレートもご用意していますので、より手間なくスピーディーに開始できます。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

医療機関でのチャットボット活用シーンはこちら 部署/業種別Q&Aテンプレートはこちら

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