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ChatGPTをマーケティングで活用する方法10選
プロンプト例・注意点もご紹介

多くの企業が業務に利活用を進めているChatGPT。生成できる内容の柔軟さが受けており、人の目によってチェックし、調整すれば便利に活用できることがあります。そんなChatGPTは、マーケティング分野でも大いに活用ができます。

今回は活用方法を10個ご紹介しますので、ぜひご覧ください。またマーケティング向けのプロンプト(指示)例や注意点も合わせてチェックしていきましょう。

1. ChatGPTのマーケティング活用方法10選

ChatGPTのマーケティング活用の方法を10個ご紹介します。

メール・DM・商品紹介・SNS投稿文・プレスリリース・コンテンツ記事作成・要約

マーケティング全般に関わる文章作成全般に利用できます。メール文やDMの文章、商品紹介やSNS投稿文、プレスリリース、Webのコンテンツ記事作成をはじめ、資料の要約も可能です。社内外で利用する文章の作成に役立てられます。

マーケティング施策の構成案の生成

マーケティング施策の企画が立案できた後には、企画をもとに構成案を生成してもらうこともできます。構成はある程度フォーマットが決まっていながら、落とし込みには時間を要する場合には、ChatGPTに手伝ってもらうと良いでしょう。

アンケートの質問案生成

イベントやセミナーなどの後、顧客や参加者に対するアンケートを実施する際に、よくある質問案や必要な質問案をChatGPTで生成してもらいます。質問内容が網羅できるようにヒントをもらうことができるでしょう。

SEOキーワード・コンテンツ案の提案

公式サイトやブログ記事などのSEO対策を行い、検索順位を上げたい場合にもChatGPTが役立ちます。SEOとは「Search Engine Optimization/ 検索エンジン最適化」の略称で、検索エンジンにおける検索上位にするためのあらゆる対策を指します。ChatGPTに、テーマを伝えて有効なSEOキーワードやコンテンツ案の提案を促すと、一覧表示してくれます。

口コミ・レビュー・SNSコメント分析

過去にWebサイトやSNSのコメントなどを通じて得たデータを使い、ChatGPTに嗜好や傾向を分析してもらうこともできます。分析ツールやサービスは他にも存在しますが、ChatGPTを用いれば簡易的に行うことができます。

市場調査・競合商品調査

ChatGPTでは、指定の分野における市場規模や市場動向、ターゲット顧客、ペルソナ、顧客ニーズ、価格帯など市場調査を聞くこともできます。

また競合商品調査も可能であり、競合商品の特徴を教えてくれるでしょう。実際に利用するシチュエーションでは、信憑性の面から手動で検索して情報を集めるのと並行して利用するとよいでしょう。

収集した情報の分析・考察

情報の分析や考察も可能です。マーケティング分野で情報分析が必要なシーンといえば、例えばWebサイトのアクセスデータや顧客の会員情報データなどがあります。これらの傾向を分析することで、ユーザー像や顧客の傾向を知ることができます。

顧客ニーズの抽出

顧客のニーズを抽出するのに利用できます。例えば、口コミや顧客アンケート結果をもとに「製品Aについての顧客の意見を教えてください」といったようにChatGPTに指示すると、製品Aのみの感想を抽出できます。

海外の情報の翻訳

海外の文献を読み解く必要のあるケースもあるでしょう。そのような場合、ChatGPTを利用すれば翻訳も可能です。また長い文章の場合には翻訳の文章も長くなってしまうため、要約してもらうこともできます。自分で辞書を片手に翻訳するのと比べて大幅な時間の削減につながります。

画像・動画作成

ChatGPTを利用した画像・動画作成ツールが生まれており、利用することで画像や動画を生成できます。著作権に注意しながら、プロモーションやSNS投稿などに利用するコンテンツを生成できます。

2. ChatGPTのマーケティング活用のプロンプト例

上記で挙げた例のうち、3つのプロンプト例を紹介します。

1.プレスリリース生成のプロンプト例

プレスリリース文章の生成については次のようなプロンプトを利用すると良いでしょう。

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#命令
あなたは企業の優秀な広報担当者です。最高レベルの興味を引くプレスリリースを作成してください。

#目的
自社の最新情報をメディア関係者にわかりやすく伝え、取り上げてもらうこと。

#条件
-(条件1)企画に基づき、1,000文字程度のプレスリリースを作成
-(条件2)短くわかりやすい魅力的な見出し
-(条件3)重要な情報は先に持ってくる

#企画
-概要 「○○」に関するキャンペーンを実施(など)
-社名
-事業主
-所在地
-期間

#連絡先

#出力形式
-見出し
-本文
-会社概要
-連絡先
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2.口コミ・レビュー分析のプロンプト例

自社の商品やサービスに関して集めた膨大な量の口コミやレビューを分析するときのプロンプト例です。

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#命令
自社のECサイトのレビューです。内容を分析して、良い点、悪い点をそれぞれ整理して示してください。

#レビュー内容
(レビューを貼り付ける)
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3.顧客ニーズの抽出のプロンプト例

インターネット上の情報から顧客ニーズを抽出したい場合、テーマを指定して指示します。

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#命令
・あなたは化粧品メーカーのWebマーケティングの担当者です。
・「韓国コスメ 評判」のキーワードから想定される顧客ニーズを400文字程度にまとめてください。

#条件
-(条件1)ですます調で書いてください。
-(条件2)専門用語はできるだけ使わず、わかりやすい言葉を用いてください。
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3. ChatGPTのマーケティング活用の注意点

ChatGPTをマーケティング活用する際には、注意点があります。次のことを押さえた上で有効活用しましょう。

情報漏洩リスクへの対応

ChatGPTを利用するときに入力したものはOpenAIのサーバーに保存され、ChatGPTの学習に利用されます。機密情報や個人情報を入力することはすなわち情報漏洩に該当します。リスクへの対策をしっかりと行いましょう。

統計的な数値分析は不得意であるため頼らない

マーケティングにおける分析が行えるとお伝えしましたが、傾向分析にとどめておくのをおすすめします。統計的な数値分析は不得意ですので、データ分析ツールを利用するなどして対応しましょう。

文化的背景は考慮していない前提で利用する

文章コンテンツの作成において、自然で流暢な日本語で生成できますが、文化的な背景は考慮されていません。そのため、そのまま使用すると配慮に欠けることもありますので注意が必要です。

最新情報かどうかの精査

ChatGPTが学習した内容は、最新情報ではなく、数年前のものとなります。現時点で情報が古く、更新されていないかの精査が必要です。

情報の正確さの精査

インターネット上のコンテンツを学習しているため、正確な情報かどうかの精査が必要です。

著作権侵害になっていないかの精査

インターネット上の情報には、多くの著作物がありますので、ChatGPTを利用する際には著作権侵害とならない対策が必要です。著作物を入力していないか、また著作物を含む生成物を利用していないか十分に確認しましょう。

4. まとめ

ChatGPTはマーケティング業務にさまざまな方法で利用できます。注意点を押さえながら有意義な活用につなげてください。

リコーの「RICOH Chatbot Service for 生成AI」は、業務利用に役立てていただくことが可能です。

RICOH Chatbot Service

AI活用型チャットボットサービスです。Excelで作ったQ&Aデータを読み込むだけですぐに始められます。業種別テンプレートを利用すればさらに便利です。AIを手軽に育てられ、誰でも簡単な操作で運用できるのが特徴です。

RICOH Chatbot Service for 生成AI

ChatGPTのご利用が可能なオプションサービスです。専用のアプリなどを別途インストールする必要がなく、チャットボットのユーザーインターフェースで自然な文章で応答可能です。プロンプトのテンプレートをご用意していますので、手軽にご利用いただけます。

通常のChatGPTとは異なり、入力した内容は学習に利用されることはありません。また管理者は利用ログを確認できるため、社内利用ルールの範囲外の利用の監視も行えます。

ChatGPTのご利用を希望されている場合は、ぜひご検討ください。

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