チャットボットの導入にかかる価格の相場とは?

チャットボットの価格は導入前の検討事項としては非常に重要となります。ただ導入にどれくらいの費用がかかるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
今回はチャットボットの導入にかかる価格相場を紹介するとともに、価格の違いによってチャットボットでできることの違いについて解説いたします。
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チャットボットの導入費用とはどれくらいかかるのでしょうか?内訳としては初期契約費用と運用費用とその他の費用の大きく3つに分かれます。
初期契約費用は、初回の一回だけ支払うケースが多く、運用費用は半年契約、一年契約など期間を定めて契約し、毎月、毎年など、固定の金額を支払っていくのが一般的です。
その他の費用には、オプションやカスタマイズ、サポートなどさまざまな項目があります。ここはチャットボットサービスによって大きく異なるところなので、細かな費用の内訳は各サービスごとに把握しておく必要があります。
では、それぞれの費用相場を見ていきましょう。
●初期契約費用
無料、もしくは5~10万円ほどが一般的です。費用が高額になるAI型チャットボットになると、20万円~100万円ほどかかる場合があります。
●運用費用
ルールベース型(シナリオ型・辞書型)は、安価なもので月額5万円以下のものがありますが、おおよそ月額10万円~30万円程度が相場です。AI型や、カスタマイズ可能なものであれば、月額30万円~100万円くらいが相場です。
●その他の費用
例えば、シナリオ・Q&A作成の代行を依頼する場合に費用が発生することがあります。また、オペレーターに引き継ぐ有人切り替え機能を付加する場合などに、カスタマイズ費用がかかることがあります。各サービスによってさまざまなオプションが用意されており、その機能もさまざまなので、価格も大きく変わってきます。

A社:生成AI型チャットボット導入で初期費用25万円・月額15万円
機能:RAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、登録ドキュメントから生成AIが問い合わせに自動回答。
B社:Q&A型チャットボット導入で月額1万8千円
機能:Excelに登録されたQ&AをAIが参照し、自動で回答。
C社:Q&A型チャットボット + Q&A改善提案機能で月額8万円
機能:Excelに登録されたQ&Aから自動回答する機能に加え、回答できなかった問い合わせに対してAIが新規Q&Aを提案。
チャットボットといっても、さまざまな種類がある上に、オプションをつけたり、カスタマイズをしたりすれば、大きく価格は変わってきます。そこで、一般的に、価格の違いによってできることはどう変わるのかを見ていきましょう。
●AIによる機械学習
チャットボットには、大きく分けてAI非搭載のルールベース型(シナリオ型・辞書型)とAI搭載型があります。AIによる機械学習が可能なAI搭載型チャットボットであれば、使っていくうちにチャットボットの精度が上がる仕組みがあることから、その分、導入・運用費用も上がります。
●Q&Aの数
チャットボットに設定できるQ&Aの数によって、価格が変わります。例えば、Q&Aの数が50個までならいくら、200個までならいくら、1,000個以上までならいくらといったように価格が変わることがあります。あらかじめ、どのくらいのQ&Aが必要なのかを見越して契約し、プラン変更はできるのかについても事前に確認しておきたいところです。
●Q&Aやシナリオ作成の代行
初回のQ&Aやシナリオ作成を代行してくれるサービスもあります。自社で作成する手間を省きたい場合に利用することもあるでしょう。
●個別のカスタマイズ開発
チャットボットを自社仕様にしていくためには、カスタマイズが必要になります。カスタマイズの内容によって価格が変わりますので、自社がやりたいことをあらかじめ洗い出しておき、価格を把握しておく必要があります。
●オプション機能
チャットボットサービスによって、オペレーターに引き継ぐ機能、アンケート機能、他システムとの連携など、オプション機能がさまざまに用意されています。オプション機能をつけると費用がプラスされますが、チャットボットでできることが増えていきます。
●手厚いサポート
チャットボットを扱うのは不慣れなので、手厚いサポートが欲しいという場合には、サポートが充実しているサービスを選びましょう。サポートが少ないチャットボットサービスよりも費用は上がりますが、その分、スムーズにチャットボットを活用できるので、費用対効果で考える必要があります。
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チャットボットの比較選定の際には、ただ価格だけで選んだり、「AIがトレンドだから」などの理由だけでコストを必要以上にかけたりするのは避けたほうがいいでしょう。
価格比較や選定の前に、まず自社がチャットボットでやりたいことを明確にして、どの範囲までの機能を必要としているのかを検討するのをおすすめします。

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チャットボットの導入には、どんな費用がかかりますか?
主に初期費用、月額費用、そして追加機能のためのオプション費用がかかります。
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機能と費用の関係は?
高度なAI機能や他システムとの連携機能を持つほど、費用は高くなります。
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チャットボットの導入費用を抑えるコツは?
まずは必要最小限の機能から始めたり、無料トライアルを活用すると良いでしょう。Q&A数や回答回数の上限等によっても費用が異なることが多いため、自社の目的や要件をきちんと確認してから合ったプランを導入することが重要です。
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費用対効果は見合いますか?
チャットボットの費用対効果(ROI)は、導入目的や運用方法によっても異なりますが、適切に設計・運用されれば非常に高い効果を発揮することができます。問い合わせなどの業務効率化やユーザーの質問などからデータ分析することができるため、人件費削減やスピード向上へつながりコストパフォーマンスの高い運用が期待できます。
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プランの選び方は?
導入目的、利用規模、そして必要な機能を明確にして選ぶことが大切です。お気軽にご相談ください。
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この安さで、月額十万円~数十万円ほどのチャットボットサービスの特徴の一つである「表記ゆれ」に対応できるのが強みです。
つまり、チャットボットを利用するユーザーが打ち込んだ文字に対して、多少の言葉のゆらぎがあったとしても、認識できるということです。
表記ゆれに対応できる背景として、リコー独自の言語認識や初期学習技術があります。リコーのチャットボットは、読み込んだQ&Aデータの中にある言葉のゆらぎや類義語を自動で認識するため、ゆらぎや類義語を想定してたくさんのQ&Aデータを準備することなく、最低限のデータで始めることができます。
また、導入時にも、専門知識は一切不要で、Excelで作ったQ&Aデータを読み込むだけで、利用可能であり、業種別のテンプレートをご用意しているため、初めての方でも導入の手間をかけずにスタートできます。
運用開始後は、グラフィカルで見やすい管理画面で、問い合わせ傾向や対話内容を確認できるのも特徴です。サポートも導入から運用までしっかりと専門の担当者が行います。
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