中小企業にとって効果的なSNS活用法とは
最終更新日:2021-11-05

 最近ではインスタグラムやツイッター、YouTubeなどのSNSで商品のPRをする中小企業が増え、SNSを利用したマーケティングは大企業だけのものではなくなってきました。
 SNSを活用したユーザーとのやり取りは、今後さらに拡大していくと予想されます。
 こうした状況の中、わが社もSNSで商品のマーケティングをしよう!と考える経営者は多いのではないでしょうか。

 

 今回は、企業がSNSを導入することのメリット、SNSのマーケティングと相性が良いのはどのような会社なのか、SNSを運用する際の注意点について考えてみたいと思います。

 

導入のメリット

ユーザーとの接点が増える

 SNSの最大のメリットは、ユーザーとの接点が増えることです。
 SNS上では、情報発信者が一方的にメッセージを送るだけでなく、企業・ユーザー間でコミュニケーションを取ることができます。たくさんの人が目にする場所で、リアルタイムに情報をやり取りするので、今までと比べとても簡単にユーザーと接点を増やしていくことができます。
 「親しみやすい」「ユニークである」といった企業や製品のイメージを持ってもらいたい場合、特に有効な手段と言えるでしょう。

 

ユーザーの正直な声が聞ける

 Webサイトなどにユーザーの声を投稿できるページを設けている企業は数多くありますが、「美味しかった~」のような気軽な感想を、わざわざ企業の問い合わせページに書き込むユーザーはあまりいません。
 比較してSNSでは、ちょっとした感想・気づきなどを気軽に投稿することができます。正直な生の声を聞くことができる貴重な場となり、さらにその情報一つ一つがネットワーク中に発信される広告となるのです。

 

費用をかけずに企業や製品の知名度が上がる

 これまでは、テレビやラジオでCMを流す・雑誌に広告を出す・看板を作る・キャンペーンを行う、という手段でしか企業や製品をアピールできず、そしてどのような方法を取るにしても莫大な広告費用が必要でした。
 しかしSNS上なら大企業と同じステージで、やり方ひとつで大企業に負けない注目度の告知活動を行うこともできるのです。

 
 
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企業とSNSの相性を考える

 さまざまなメリットが考えられるSNSですが、どの会社、誰がやってもメリットが得られるというわけではありません。やはりSNSに向いた会社、製品があります。

 

話題に出したくなる特長や機能

 自分の会社の製品やサービスに話題になるような特徴がなければ、SNSに情報を載せても注目してくれる人は少ないですし、話題に出そうと思う人も出てこないでしょう。
 SNSでの広告を考える際には、ユーザーが話題に出したくなるような仕掛けを製品やサービスに織り込む事が必要となります。

 

商品のターゲットとなる年齢層

 SNSは全体的に若い世代を中心にアピールするものであり、特にインスタグラムなどはその傾向が強いです。
 また、通話のためだけにスマートフォンを所持している人が多い世代ではユーザー自身が広告となるような情報を発信してくれる機会が少ないので、想定しているメインユーザーの年代によっては効果が期待できにくいという面もあります。

 

もともとの知名度が極端に低い場合やユーザーが少ない場合

 現時点で製品やサービスの知名度が低かったり、ユーザーがいない場合、短期間で結果を得るのはとても難しいです。SNSの低コストのメリットを生かし、長期的な戦略を立てて挑みましょう。

 
 
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 SNSのここに注意!

「安い」というだけで始めない

 従来の広告などに比べ、SNSは比較にならないほど低コストで始めることができます。しかし、SNSで広告と同じかそれ以上の効果を得ようとするなら継続的に運用していくことが必須で、専任でなくとも担当者をつける必要があります。担当者間でSNS運用の方針を定めて計画的に運用するため、それなりに勤務時間も拘束され、人件費などもかかります。無料や安いという考え方はしないことが賢明です。

 

手間をかけなければ人気も出ない

 広告の場合は、お金を出して放送や掲載を行ったあとは、視聴者の反応を待つだけになります。しかしSNSでは反応を見ながら情報を発信し、ユーザーとやり取りを続けていくことが大切です。常にオンライン上をチェックするという姿勢が必要になってきます。

 

マイナスの効果が出ることも

 SNSは情報発信が容易で反応も簡単に得ることができる一方で、発信内容によっては非難・中傷をうける可能性も持っています。いわゆる炎上リスクについてもあらかじめ対策や方針を定めておく必要があります。

 

若いスタッフに運用を任せる

 40代・50代の人にとってインスタグラムは「写真の投稿ができるSNS」「何がそんなに効果があるの?」といった感想になりがちです。
 ユーザーとしての感覚がなければ、実際に投稿する時にどのように商品や企業をアピールするのが効果的なのか想像しづらいのではないのでしょうか。
 インスタグラムを使用する場合は、ユーザーと同じ感覚を持った年齢層のスタッフや、普段からインスタグラムを使っているスタッフに任せることも大切です。