更新日:2020.6.19
【目次】
・突然の在宅勤務指示!
・緊急時だからこそ知恵を使おう!
突然の在宅勤務指示!
2月末に発表された新型コロナウイルスに対する政府方針に従い、リコーグループでは3月2日の全国一斉休校と同時に、原則在宅勤務が始まりました。
子供たちの休校に合わせて、休みの算段をせずに済んだのは子を持つ親にとってありがたい状況でした。
幸い、元々オリンピック期間に1か月間の在宅勤務を予定してテレワークの準備を進めていたため、既に環境が整っており、大きな混乱なくスタートしました。
とはいえ、これだけの長期に渡るテレワークは初めての経験ですから、実際にやってみるとイロイロと欲が出てくるもの。
今回は、この長い在宅勤務で我々が行った、ちょっとした工夫をご紹介したいと思います。
私たちが所属する「デジタルビジネス事業本部」は、その名の通りデジタルビジネスを推進しています。そのため、「我々が率先して実行しなければ!」という本部長の強い意志のもと、他の部門以上に徹底して在宅勤務を行っています。
コミュニケーション・ツールとしては、以前から導入しているWeb会議システムをフル活用して、社内・社外ともに利用しています。
さて、ここで質問
ズバリ「雑談」や「ちょっとした相談」ですよね。
緊急時だからこそ知恵を使おう!
トレードエコシステム事業統括室では、室長の児玉が毎朝Teamsで会議を設定して参加しています。リアルで例えるなら、扉を開けた会議室で待機している状態です。メンバーに対してURL(部屋番号)を公開しているので、用事がある人がそこに入って行って話しています。改めて時間を設定するほどの内容でもないけれど、相談したいってこと、よくありますよね?そんな時にとても便利です。むしろ、普段はとても忙しくて話ができなかったりするので、確実に話せるというのは普段以上にやりやすいかも(?)
リアルの会話と違って、同時に話すことができないので、不便と感じることがある一方で、普段以上に「聞く」ことに集中できたり、コーヒーなど飲みながらリラックス・モードでいられたり、さらには姿が見えないのを良いことに(ビデオOFFの場合)ガッツリ別の作業をしながら聞いていたりと、参加者の対応もさまざま。使い方/捉え方次第ではむしろ便利な気もしています。
たまには、「ずっと待っていたのに誰も来なかった(T_T)」という寂しげな日も・・・
そのほか、本部長が立ち上げたチャットでも気軽に雑談ができます。
さすがにそこの場で「本部長、今すぐ承認してください!」と督促したツワモノは一人しかいませんでしたが(笑)、映画や最近のトレンドなど、必ずしも仕事と関係ない会話もそこでは無礼講で楽しんでいます。
4月には、方針発表会も在宅で行われました。
もちろん、発表者も司会者も全員在宅です。
これはさすがに不便では?と思ったのですが、意外にも普段以上に参加型の会となり、好評でした。
次回、初めての経験ながらも創意工夫で好評だった方針発表会について、社員のアンケート結果も交えてご紹介します。