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HOMEコラム一覧 > 中間管理職抜き!本部長を囲むラウンドテーブルをオンラインで実現

創意工夫してみたらコミュニケーションが予想以上!?テレワーク【4】
中間管理職抜き!本部長を囲むラウンドテーブルをオンラインで実現

コロナウイルスにより日常が一変し、半年以上が経ちました。弊社では現在(2020年9月末時点)でも在宅勤務を基本としています。当たり前に対面で話していたものが突然オンラインに切り替わり、まだまだ戸惑うことも多いですが、以前と同等かそれ以上の成果を求め、日々奮闘しています。コミュニケーションの重要性を痛感する中で、我々の取り組みをご紹介いたします。

更新日:2020.09.30

テレワークの弊害/仕事で直接接点がないと会話のチャンスが無い

今回は、『創意工夫してみたらコミュニケーションが予想以上!?テレワーク』の4回目となります。 前回は、オンラインで乗り切った新入社員の受け入れをご紹介しました。
今回は、コロナ禍でメンバーとの交流が格段に減ってしまった事業本部長が、自ら企画したオンラインでのラウンドテーブルをご紹介します。
参加メンバーが積極的に発言しやすいように、普段やりとりのある直属の上司は一切抜き。一度に集まる人数も8人以下で実施しました。
 
その回数、25回!
1回ごとの人数を絞った分、回数が多いです。
昼休み明けの1時間、約2ヶ月間ほぼ毎日の開催でした。
お忙しい中、本部長はじめ運営を担当された皆さま、ありがとうございました。
 
今回、突然のテレワークにより直接会って話す機会がなくなったことがきっかけで開催となったラウンドテーブルですが、一方で、オンラインだから実現できた、という側面もあります。我々の本部は部署によって勤務地が4か所に分かれているため、これまでなら、移動や会議室確保の問題があり、なかなか実現が難しい企画でしたが、会議はオンラインが基本となっている今だからこそ、比較的短期間で実現できました。
とはいえ、テトリスのようにスケジュールが埋まっていく事業本部長の予定に25回も設定していくのは至難の業だったように思います。

今回のキーワードは、「カジュアル」
一部例外はあるものの、通常、事業本部長と担当職のメンバーが会議で同席することはほとんどありません。
 
コロナ前は、事業本部長が会議室への移動中にすれ違ったり、自席に戻るときに通りかかったり(本部長席は一番奥なので、メンバーの席の間を通ります)と、挨拶や一言二言会話を交わすタイミングがありましたが、テレワークに移行してからはそのような機会も全くありません。
事業本部長という存在は担当職のメンバーにとって、すっかり雲の上の存在となってしまったのかもしれません。
 
それを憂いた事業本部長が企画したのが今回の“オンラインラウンドテーブル”です。
食後のコーヒーを飲みながら、遅めのランチを取りながら、カジュアルな“茶話会”です。
 
部門の方針や事業の今後といったお堅い話から、趣味の話までなんでもありの60分。
 
筆者もラウンドテーブル自体は何度も経験していますが、オンラインでの参加は初めてだったので、どんな違いがあるのかと、興味津々で臨みました。

参加してみて

案内されたURLに接続して、最初に目に飛び込んでくる光景がまず新鮮でした!
ほぼ全員が、私服&自宅の部屋。
日ごろの会議では資料の画面を共有していることもあり、通信環境を考慮してカメラはオフにしていますが、今回は“おしゃべり”がメインなのでカメラはオン!それだけでも少し新鮮な感じがします。
 
が、たぶん目を奪われたのはそこではないですね。
会議と違って集中すべき資料などが無いので、画面に映る参加メンバーの姿や表情、背景にも目がいきます。もちろん、そんなにモノが映り込んでいることはないのですが、それでも少しずつ個性があって、普段会社では見られない一面が垣間見えました。
 
ちなみに、事業本部長のお部屋には帽子のコレクションがたくさん飾られていました。会社で帽子を被っている姿は見ませんので、こういうちょっとしたこともオンラインならではの楽しみですね。
 

 
 

 

 
 
さて、内容について。
ここからは、筆者が参加した回だけだと25分の1の情報でしかないので、事務局の方にご協力いただきました。
 
驚きなのですが、25回も開催していて、ほとんど内容に重複が無いそうです。
それだけバラエティに富んだメンバーがそろっている、ということでしょうか。
 
そんな中、ただ一つだけ何度か出た質問は・・・
事業本部長はリコーでデジタルビジネスを推進するために他社から入られた方なので、
 
「リコーの印象は?」
 
というものだそうです。
 
自社での当たり前が、他社ではそうではないかもしれません。他社を経験された人でないと気付きにくい部分は大いにあると思いますので気になりますね。
そして、このような機会がなければわざわざ質問することもなく、また、じっくり聞くのは難しい、まさにラウンドテーブルならではの質問だと思いました。
ご本人の回答は・・・ここではヒミツです。
 
ガチガチに緊張している人から、ここぞとばかりにたくさん質問する人まで、参加メンバーの反応はさまざまでした。そのあたりは、リアルでもオンラインでも大きな違いはなかったようです。話した内容についても、同様です。
 
やはり、プライベートな部分に少しでも触れられた、という点が大きかったように思います。 

 最後に 

今回、参加メンバーの直属の上司にあたるメンバーは参加していません。
そうなると、上司への不平不満が噴出するのでは?と懸念される方も多いのではないかと思います。
今回参加していない組織職メンバーのなかには、落ち着かない期間を過ごした人もいたかもしれません。でも実際はそんな話になった回はないそうです。
 
不平不満が全くないとは思いませんが、そんなことよりもっと大きな視野でより良くしていこうというメンバーの意思の表れだと思っています。
我々の本部は、新しい取り組みに積極的で強い想いを持って集まったメンバーで構成されているので、このような結果になったのだと思います。
 
こんなメンバーが取り組むトレードエコシステムに是非ご期待ください。