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HOME | 開発者インタビュー

開発者インタビュー

一般販売前!最新情報
細々と開発して、限られた方々に使っていだいていた会議の音声を自動で文字にするシステム。

コロナ禍で偶然にも弱点克服!
一般販売に向けて試験導入してみました。

右から
プロジェクトリーダー:岩田
企画:木村、仕様担当:奥村

 弊社では2020年3月のコロナウイルス流行に伴い、会議はオンラインが主流となりました。
オリンピック対応で既にテレワークの準備が進み、会議システム自体は導入されていたものの、すべての会議がオンラインに切り替わると、下記のようなストレスを感じるようになりました。
 
  • 会話の間やアイコンタクトが感じられにくく、歩調が合わず、相手の話を理解しづらい。
  • 相手の様子が見えににくく、流れをさえぎりづらく、不明点を確認しにくい。
  • 話しているときは、PC操作をしながらとなり、メモも取りづらくなる。

 
これらを解消できるのでは?と一躍脚光を浴びたのが本システムです。
販売前ではありますが、社内の会議を効率化した本システムをご紹介させていただきます。

機能概要

オンライン会議をまるごと“とる”サービスです。

オンライン会議をまるごと“とる”サービスです。

  • ボタン一つで、会議の発言をすぐにテキスト化。
  • 会議の声をそのまま録音した音声、テキスト化したデータ、さらに会議中に使われた画面まで、まるごと自動記録します。

理解の補助や聞き逃しのサポートに加え、会議後にはライブ感ある振り返りができます。
さらに、議事録の代わりとしてカンタンに共有することができ、欠席者にも効率よく情報共有が可能です。

開発のきっかけ

弊社では以前より、IWB(Interactive White Board)を始めとして新しい会議のカタチを検討、提案しています。

開発メンバー右から
真野、柳浦(リーダー)、中島

その中で本システムの構想が生まれ、具体的な企画/開発を数年前から始めていました。
しかし、音声認識の精度、特に「複数人が一つの部屋で同時に話す」という場面での認識率の悪さにより、
商品化には至らないという状況が続いていました。
一方で、社内では聞こえに障害をもつ方々、及びその方たちと一緒に働く部署の皆さんからは現状の認識率でも充分な効果があると
好意的に受け入れられ、喜んでもらえる方々のために細々と開発を進めておりました。
 
コロナ禍により状況は一転
 
オンライン会議が主流となったことで、期せずして「複数人が一つの部屋で同時に話す」という最大の弱点が解消され、
逆にオンラインだからこその不自由を解消するシステムとして脚光を浴び、一気に一般販売に向けて動き始めました。

社内試験導入

簡易の議事録ツールとして好評でした。

当初、単純な文字起こしと認識されていた本システムですが、企画/開発のメンバーが「議事録を効率よく共有するには?」をテーマに検討を重ね、追加していた機能についても、実際に使ってみるととても便利ということがわかりました。
 
実際に使ってみると・・・
 
まず、気になる認識精度ですが、弊社の会議で使う限りおおよその内容を理解するには充分なレベルで、簡易の議事録ツールとして好評でした。
追加されていた機能(例えば音声)もひじょうに便利で、思わぬ発見もありました。
それは、言葉のニュアンスです。
同じ文章でも、言い方によって意味することが逆になってしまうことがあります。
実際の会議で、テキストを読んだだけでは否定的に思われた発言が、音声を聞いてみると実は好意的なアドバイスだったという事例がありました。
今までの議事録は書き手の解釈次第でニュアンスが本来の意図と変わってしまうケースが散見されたのに比べ、
会議で発言された言葉をそのまま起こしたテキストと実際の音声、という会議の空気感をまるごと記録した議事録は、
より正確な共有を可能にしました。
また、テキストで必要な部分をピックアップして、ピンポイントで音声を再生することができるので、重要なことを聞き逃すことなく、情報共有が効率的になりました。

まとめ

急ピッチで開発を進めております。

現在試作段階の本システムですが、お客様から「すぐに使いたい」というありがたいお言葉もいただいており、急ピッチで開発を進めております。
 
販売開始までもう少し!ご期待ください。