導入事例 CASE

チャットボット導入で採用ブランディング強化に挑戦。
「RICOH Chatbot Service」が学生との新たなタッチポイントに

企業としての魅力は持ちながらも、知名度が低いために思い通りに採用が進まないティービーケー・システムエンジニアリング様。対策としてコーポレートサイトのリニューアルを実施すると共に、チャットボットを採用に活用するという新たな挑戦に取り組みました。
どのような視点でどのような施策を実施したのか、またどのような成果が出たのか、ご担当者様にお話をお伺いしました。

株式会社ティービーケー・システムエンジニアリング

設立  :2001年8月1日
資本金 :20,000,000円
本社  :福島県郡山市図景1-6-5 図景ACビル3F
事業所 :東京都渋谷区恵比寿西1丁目5-8 DIS恵比寿ビル2F
従業員数:91名(2019年7月1日現在)
主な業務:基幹業務アプリケーションシステムサービス、ERP(SAP)パッケージソリューションサービス、テストソリューションサービス
URL:https://www.tbkse.co.jp/

2001年に設立。一流のサービスの提供によって顧客の発展と社会貢献を目指す株式会社ティービーケー・システムエンジニアリング様。基幹業務アプリケーションシステムの企画から開発・保守・運営を中心に提供する同社では、顧客第一主義や三現主義、不断の改善などの行動指針に則り、国内外の顧客企業の生産性向上や付加価値の創造に貢献しています。

これまでの課題

  • 1
    地元で採用する大学以外での知名度が高くなかった。
  • 2
    自社の良さを知ってもらうために、学生とのタッチポイントを増やす必要があった。
  • 3
    採用担当に兼任業務があり、採用活動に十分な工数を割けなかった。

Chatbot導入効果

  • 1
    昨年と比較して、学生の反応が良好。
  • 2
    直接面談では聞きづらい問い合わせをキャッチアップできた。
  • 3
    直接のコミュニケーションが苦手な学生にも有効なタッチポイントとして機能している。

お客様インタビュー

  • 株式会社TBKSE
    取締役 経営企画部長

  • 株式会社TBKSE
    管理統括部 採用グループ

  • 株式会社TBKSE
    取締役 システムエンジニアリング四部 部長

学生への知名度向上のためのプッシュツールとして導入を検討

チャットボット導入の背景となった課題はどのようなものでしたか。

「当社は、郡山と東京に拠点を構えています。郡山では地元の情報系の大学などでの採用実績がありますので少しは知られていますが、小さな会社ですのでそれほど知名度は高くありません。従って、地元の大学以外の学生さんたちにどうアプローチしていくのかが人材採用上の課題でした。決して大きくはありませんが良い会社だと自負していますので、学生さんたちとのタッチポイントを増やして、当社を知ってさえ貰えれば興味を持つ学生さんも増えると思っています」

対学生向けの知名度やイメージアップのため、特に新卒採用に関わる部分に関してコーポレートサイトの見直しに着手。さらにスタッフを増員するなど体制強化も図りましたが、各採用担当者が他の職務も兼任しており、採用に十分な時間を掛けることが難しいという課題もありました。

「RICOH Chatbot Service」の導入経緯を教えて下さい。

「人材系のセミナーに参加した際にリコーの担当者と知り合い、そこでさまざまな情報を共有した時に、リコーで新たにチャットボットを開発中なので、ということでご説明を受けたのがRICOH Chatbot Serviceを知ったきっかけです。チャットボット自体はここ数年、さまざまなWebサイトに設置されているのを見掛けます。マーケティングツールとしてはとてもいいものだと認識しており、これを採用に活用できたら面白いのではと考えていました。当社のWebサイトを見て学生さんから問い合わせが入るということもあまりありませんのでしたので、こちらからプッシュするためのツールとしても有効なのでは、とも感じていました」

また、各担当が有する採用関連のさまざまな知識をチャットボットに実装して、誰でも分かるような形にすることで、知識の属人化を解消することにもつながるのではないかと考えました。

直感的でユーザビリティに優れた操作性

RICOH Chatbot Serviceを採択した理由、実際にお使いいただいた感想をお聞かせください。

「ちょうどWebサイトをリニューアルしてさまざまなことを試していこうというタイミングでRICOH Chatbot Serviceのことを知ったのですが、最初から使い方を決めてしまうよりも、色々なことを試しながら取り組んでいこうという方向性でした。そういった使い方にRICOH Chatbot Serviceは適したシステムでした」

第一印象はとにかく「画面が見やすく操作性も良い」という点でした。「直感的な操作でストレスなく設定画面上で設定変更などができます。特にユーザビリティとして優れている点は、Q&Aを更新する際、すぐ更新したい場合はシステム画面から直接行い、大量に更新したい場合はエクセルファイルをアップロードして一括更新するなど、状況によって使い分けることができるところです」

学生の反応は昨年よりも良好。新たな"気付き"も得られる。

運用状況や学生さんの反応などはいかがでしょうか。

「実際の採用サイトにインストールした後、どの程度反応があるのかは予測がつかなかったのですが、割と早いタイミングで問い合わせが入るようになりました」

問い合わせ内容は、やはり直接の面談などでは少し聞きづらい給与面や待遇面などが多いです。学生の方と直接話す機会があれば、その場で新たに出てきた質問をチャットボットに加えるなど、質問が集中する分野のQ&Aを拡充させるというようなこともできるだけタイムリーに実施しています。「当社を志望するような理系の学生さんの中には、直接話すのが苦手な方も少なからずおられます。そういった方が気兼ねなくコミュニケーションするための有効なタッチポイントにはなっているのではないかと考えています」

RICOH Chatbot Service導入後にどのような効果が現れていますか。

「RICOH Chatbot Service導入の直接の影響かどうかのトレースはできていませんが、昨年と比較して学生さんの反応は良好です。チャットボットによるコンタクトは、学生さんとのタッチポイントの1つとして、応募の母数を増やすというための有効な手段だと考えています。今年はトライアル的な位置づけですので、来年以降、より積極的な成果が見えてくると予測しています」
「問い合わせ内容を分析すると、就職先候補をまだ何となくしか絞り込めておらず、『そもそも働くってなんだろう?』というところにあまりフォーカスせずに就職活動されている学生さんも結構いることが分かりました。そういった方たちに対して『チャットボットを通じて何かメッセージを伝えられないだろうか』という思いから、例えば"働く"というキーワードで、当社なりの働き方に対する考え方を掲載。自分で考えてもらうためのヒントになるような情報を提供する取り組みも試みています」

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