無料でチャットボットを導入する方法|選び方・注意点・メリット・デメリットを徹底解説
チャットボットの導入の際、無料ツールにするか有料ツールにするか、悩む担当者は多くいます。この記事では、無料チャットボットの導入方法や無料チャットボットのメリット・デメリットを解説します。また、無料ツールの選び方や導入時に確認したいポイントも解説します。自社に合ったチャットボットを導入するために、ぜひ参考にしてください。
チャットボットとは、チャットとボットを組み合わせた造語で、AIなどを活用して自動で会話を行うプログラムです。無料でチャットボットを導入する方法は、大きく分けて2つあります。以下では、それぞれの方法を解説します。
無料で使えるチャットボットツールを導入する
無料で使用できるチャットボットツールの中にも種類があり、2パターンに分かれます。まずは、完全無料で使えるチャットボットツールです。もう1パターンは、無料トライアルができるチャットボットツールです。チャットボットツールの使用感などを確かめたい、実際に利用してから決めたいという場合に向いています。自社でチャットボットシステムを開発する
自社でチャットボットシステムを開発する方法もあります。開発は難しいというイメージを持っている人も多いでしょうが、ある程度専門知識があれば開発可能です。また、知識があまりなくてもチャットボットを作成できるツールがあります。たとえば、無料のチャットボット作成ツールを利用したり、チャットボット開発フレームワークやAPIを活用したりといった方法が挙げられます。自作することで、自社に合ったチャットボットを作れるというメリットがありますが、時間や手間がかかる点はデメリットです。
チャットボット(Chatbot)とは?│初心者にもわかりやすく解説
無料チャットボットを導入する際は、システムの提供形態によって以下の3つに分類できます。自社の技術力やWebサイトの環境に応じて、最適な仕組みを選びましょう。
クラウド型(SaaS)
アカウントを登録するだけで、ブラウザ上ですぐに利用できる最もポピュラーなタイプです。サーバーの構築や専用アプリのインストールが不要で、管理画面からの設定のみで導入手順が完結します。チャットボット(無料)おすすめランキング等で紹介される多くがこのタイプですが、無料版ではシナリオ数や会話数に上限があるケースが多く、拡張性には制限があります。プラグイン型
WordPressなどのCMSで構築されたサイトに、拡張機能として直接設置するタイプです。既存のWebサイトの管理画面内でシンプルに運用でき、デザインもサイトに馴染みやすいのがメリットです。ただし、CMSのバージョンアップに伴う不具合対応などを自社で管理する必要があります。開発型(API・ライブラリ)
GoogleやMicrosoft、LINEなどが提供するAPIやライブラリを活用し、チャットボットを自作で開発を行うタイプです。自動化の自由度は極めて高く、外部システムとの連携も自在ですが、プログラミングやサーバー構築の専門知識が必須となります。社内にエンジニアがいる場合や、学習目的での作成に向いています。
無料のチャットボットツールを活用するメリットは、大きく分けて3つです。
チャットボット機能の比較ができる
無料で使えるため、気軽にさまざまなチャットボットツールを試すことが可能です。チャットボットツールによって搭載されている機能は異なりますが、それぞれの機能を実際に使って比較ができる点はメリットでしょう。自社に必要な機能が何なのか、自社に合った機能のチャットボットツールはどれかなどを、探しやすくなります。ツールの使用状況を体感できる
チャットボットを導入しても、使い勝手が悪くて浸透しないケースもあります。無料のツールを使えば、さまざまなツールの使用感を実際に使って確かめられるため、導入してみたけれど使えなかったという事態を防げます。たとえば、ユーザーエクスペリエンスや操作性などを確認し、自社にとって使用しやすいツールを選ぶことが可能です。さまざまなタイプのチャットボットが試せる
チャットボットと一口にいっても、タイプは1つではありません。チャットボットには、「シナリオ型」、「辞書型」、「AI型」の3つの種類があります。それぞれに特徴が異なるため、目的や利用するシーンによって適したものは変わってきます。実際に各タイプを使ってみることで、自社に適したチャットボットのタイプがわかるでしょう。
無料のチャットボットツールを活用するデメリットは、2つあります。
無料の利用期間が限定されることが多い
無料のツールは、利用期間が限定されるケースが多くなっています。たとえば、30日間は無料で利用できるなど、あらかじめ無料で利用できる期間が決まっているものが多いため、ずっと無料で使い続けることができません。無料期間終了後、自動で有料プランに移行することはありませんが、使用を続けたい場合は有料プランを契約する必要があります。利用できる機能が限定されることが多い
無料のチャットボットツールは、有料プランと同様にすべての機能が使えるわけではありません。無料プランの場合には、使用できない機能があったり、追加できるユーザー数が制限されたりするなど、何らかの制限がかかっているケースが多いようです。すべての機能を使いたい場合には、有料プランの契約をする必要があります。企業活動においてAIチャットボットの導入を検討する際、コスト削減以上に重要なのがリスク管理です。チャットボットの無料ツールの中には、ビジネス利用において致命的となりうるセキュリティ上の懸念点が存在します。
入力データの「学習利用」リスク
無料のAIチャットボットでは、ユーザーが入力した質問文や対話内容が、サービス提供側のAIモデルの精度向上のための学習用データとして二次利用される規約になっている場合があります。社内の機密情報や顧客の氏名・連絡先といった個人情報が、意図せず外部へ流出する恐れがあるため、利用規約を細部まで確認し、入力禁止ルールを徹底する必要があります。セキュリティ機能と品質保証の欠如
通信の暗号化やIPアドレスによるアクセス制限、管理者権限の設定といった、企業向けツールでは標準的な機能が省略されていることが多いです。また、多くの無料ツールにはSLA(サービス品質保証)がなく、サーバーダウンやデータ消失が発生しても補償や復旧サポートが受けられません。社内インフラとしての信頼性が担保できない点は大きなリスクと言えます。チャットボットの導入費用が無料という点だけで導入を決めると、運用開始後に発生する膨大な人的コスト(隠れた費用)に直面することになります。
シナリオ・FAQの更新工数と分析の限界
FAQチャットボットの回答精度を維持するには、ユーザーの利用状況に合わせてマニュアルやFAQを定期的に更新し続ける必要があります。しかし、チャットボットの無償ツールの多くは、会話ログの保存期間が短かったり、高度な分析機能が制限されていたりするため、「どこでつまずいているか」の改善点が見えにくい傾向にあります。結果として、担当者が手探りでメンテナンスを行うことになり、多くの時間を浪費してしまいます。解決率の低迷と有人対応へのしわ寄せ
十分なチューニングができずボットでの解決率が上がらない場合、ユーザーはストレスを感じて電話やメールへ流れてしまいます。これでは有人対応の業務負担が軽減されず、複数のチャネルを管理する手間だけが増える結果となります。有料版や専任サポート付きのチャットボット月額サービスを選び、短期間で高精度な自動応答を実現した方が、トータルの費用対効果(ROI)は高くなるケースが一般的です。まずはチャットボットの無料トライアルを活用して、「本当に運用に耐えうるか」「効率化の実感が得られるか」をしっかりと検証することをおすすめします。また、導入事例を確認して実際に自社で使用する際の参考にしてみてください。
チャットボットの導入事例18選!業界別の事例や導入手順・費用も解説
無料チャットボットツールを選ぶ際には、以下のポイントを意識しましょう。
導入目的に合った機能があるのかを確認する
チャットボットツールによって、搭載されている機能はさまざまです。機能がたくさん搭載されているからといって、自社に最適なツールであるとはいえません。機能の多さではなく、自社にとって必要な機能が揃っているかを確認する必要があります。使わない機能が多くあっても使い勝手が悪くなる可能性があるため、自社に必要な機能を明確にしましょう。
使用中のシステムと連携可能かを確認する
企業ではさまざまなシステムを利用しているでしょう。現在自社で利用しているシステムやツールと、チャットボットツールが連携できるかどうかも重要なポイントです。ツール同士が連携することで、業務効率向上が見込めます。システムを簡単に変更することは難しいため、必ず現在のシステムと連携可能か確認しておきましょう。
無料期間を確認する
無料プランや無料トライアルの場合は、必要な機能が使える期間が限定されています。そのため、いつまで使用できるのかしっかりと確認しておきましょう。また、有料機能の無料トライアルなどの場合、トライアル終了後に自動で有料プランに切り替わってしまうツールもあります。そのため、自動で有料プランへ移行しないかなども確認しておくと安心です。
無料チャットボットの導入で確認しておきたいポイントは、以下の3つです。
使いやすいUI/UXであるのかを確認する
実際に使用してみて、使い勝手を確認しましょう。たとえば、画面のデザインやフォントなどのUI(ユーザーインターフェース)や、ツールを使って得られるUX(ユーザーエクスペリエンス)などを確認することが重要です。必要な機能と有料プランを確認する
実際に使ってみて、自社にとって必要な機能は何なのか確認してみましょう。また、有料プランを契約する際に、どの程度コストがかかるのか、自社に合ったプランをどれかなどもしっかりと確認することが必要です。サポート体制は十分かを確認する
サポート体制を確認することも重要です。使い始めた際のサポートが十分か、トラブルがあった場合にサポートを受けられるかなどを確認しておきましょう。サポートが手厚いと、安心して使い続けられます。
チャットボットを導入する際に、準備しておくべきポイントがあります。ここでは、3つのポイントを解説します。
チャットボット担当部署を立ち上げる
チャットボットを導入する際には、担当する部署を立ち上げましょう。チャットボットは定期的にアップデートが必要になるため、担当部署内で専任の担当者を決め、スケジュールなどを明確にしておくことが重要です。チャットボットの導入目的を明確にする
チャットボットを導入する際は、何のためにチャットボットを導入したいのか、解決したい課題などを明確にしましょう。また、どのような形式で導入したいのか、目的達成のためにはどのような機能が必要なのかなど、しっかり検討しておきます。チャットボットで使うFAQを準備する
チャットボットでは、シナリオの設計が必要です。そのため、現時点でよく利用される質問集などを準備しておくことが重要です。自社のWebサイトなどにFAQやよくある問い合わせなどがあれば、そちらを利用するとよいでしょう。無料のチャットボットだけでなく、有料のチャットボットの導入も視野に入れるとより選択肢が広がります。ここでは、有料チャットボットのメリットやデメリットを解説します。
有料のチャットボットのメリット
有料のチャットボットは、使える機能が豊富です。無料プランの場合機能が制限されて、使いたかった機能が使えないケースもあります。しかし、有料であればさまざまな機能が使えます。料金プランにもよりますが、無料ツールのように使用制限がなく、自由に利用できる点は大きなメリットです。また、カスタマイズ性が高くなり、自社に合ったチャットボットにカスタマイズできます。サポートが充実している、セキュリティレベルが高いなどもメリットでしょう。
有料のチャットボットのデメリット
有料のチャットボットは、多くあります。その中から、自社に合ったツールを選び出すことは困難です。無料ツールのように、気軽に使ってみて選ぶことが難しい点はデメリットでしょう。また、契約後により自社に合うツールや必要な機能のある最新ツールが見つかっても、契約期間が決まっているため途中契約は難しいです。企業の場合は、有料・無料のチャットボットのメリットとデメリットを踏まえたうえで、有料チャットボットの導入を検討しましょう。
無料のチャットボットツールは、気軽に使用感や機能などを確認できます。有料のチャットボットツールを契約する場合も、まずは無料トライアルなどがあるツールを選び、使用感を確認してから導入するとよいでしょう。
「RICOH Chatbot Service」は表記ゆれを自動で吸収できる学習済みAIを使用しています。Starter、Standardプランのすべての機能が、1か月間無料でトライアルできるため、チャットボットを操作・運用してみたい、自社に合っているか試したい人におすすめです。チャットボットの導入を検討している場合は、ぜひ無料トライアルをお試しください。
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