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チャットボットと外部ツールの連携で業務を効率化

チャットボットを導入する際に、決め手となり得るのが、自社環境とのマッチングです。環境に適していれば導入はスムーズに進み、さらに自社が普段から利用している外部ツールと連携できれば、より一層業務が効率化します。
今回は、チャットボットを外部ツールと連携させるメリットや具体的なサービスをご紹介します。

1. チャットボットを外部ツールと連携させるとは?

「チャットボットを外部ツールと連携させる」と聞いて、どういう意味なのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

チャットボット(chatbot)とは、自動で会話を行うプログラムです。「chat」はインターネットを利用して主にテキストによってリアルタイムコミュニケーションが可能な仕組みで、「bot」は「robot(ロボット)」の略で、人間の代わりに指定のタスクや処理を自動化するためのプログラムです。

このチャットボットを、社内にすでに導入されているチャットツールやグループウェア、Office365などの外部ツールを連携させます。

具体的には、LINEやLINE WORKS、Microsoft Teamsなどがあり、LINEであればLINE上でチャットボットを展開するということになります。

連携させるときには、API(Application Programming Interface)という外部ツールと連携させるための機能を利用して連携させるのが一般的です。

2. チャットボットを外部ツールと連携させるメリット

チャットボットを外部ツールと連携させることにより、次のような、さまざまなメリットが期待できます。

●ユーザーの利用促進

普段から使い慣れているツールでチャットボットを利用することができれば、顧客や社員などのユーザーはより便利にチャットボットを使うことができます。チャットボット利用のハードルが下がり、利用促進につながるため、提供側にとってもメリットがあります。

●顧客との親密な関係づくりにつながりやすい

ユーザーが顧客の場合、例えばLINEと連携させて、LINE上でチャットボットが使えるようにするとします。顧客が頻繁に利用するLINEなら、より親しみを持ってチャットボットを利用してもらいやすいため、会社やサービスへの親密度が上がるメリットが期待できます。

●業務効率が上がる

外部ツール連携により、チャットボットの利用がしやすくなると、問い合わせの件数が増加しやすくなると考えられます。その結果、ユーザーの課題解決が進み、問い合わせ受付担当者の業務効率化につながります。

このように、チャットボットを外部ツールと連携することは、チャットボットの利用促進(利用率向上)と顧客との親密な関係づくり、業務効率の向上(満足度向上)につながると考えられます。
その結果、問い合わせ対応業務も削減できる効果が期待できます。
3. リコーのチャットボットはTeamsやLINEなどと連携可能

リコーは、チャットボットサービス「RICOH Chatbot Service」をご提供しています。一番の特徴は、あらかじめ Microsoft Excelで作成したQ&Aをインポートするだけで、手軽に利用開始できる点です。リコーが独自に開発した初期学習技術を搭載しているため、事前に多くのデータを記憶させることなく、簡単に導入することができます。すでに多数の企業や組織に導入されています。

本サービスにはLINEやMicrosoft Teamsなどの外部ツールと連携できる機能があります。連携できるのは次のツールです。

チャットツール: LINE、LINE WORKS
グループウェア: kintone、サイボウズ、desknet's NEO、FormBridge、kViewer
Office365: Microsoft Teams、SharePoint

ユーザーの疑問や不安をチャットボットが24時間対応し、解消するとともに、問い合わせ受付担当者の業務負荷負担の軽減や、リモートワークの推進にも貢献します。


4. まとめ

チャットボットツールに外部ツールを連携させることにより、チャットボットの利用を促進し、問い合わせ対応の業務負荷軽減や業務効率化につながると考えられます。
リコーのチャットボットサービスでは、ご紹介したように、さまざまな外部ツールと連携することができます。普段から利用しているツールに連携させたいという場合には、ぜひお気軽にご相談ください。

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