チャットボットのデモとは、簡単にいえば、簡易的なお試しです。チャットボットを導入した場合に、実際、どんな画面が表示され、どのような動きをするのかなどを目で見て、触って確認するためのものです。

デモの提供のされ方は、チャットボットサービスによって異なります。例えば、チャットボットサービスの公式サイト上に、チャットボットのデモが用意されており、直接、質問を打ち込むなどして試すことができるようになっているケースがあります。

しかし、これではインターフェース、つまり実際にチャットボットを利用する側の操作しか試すことができません。同時に、運用側・管理側の画面を見たり、操作を試したりしたいところでしょう。

そうした要望に応えるべく、デモページ上で自由にチャットボットの使い勝手や、運用者の管理画面の操作を試すことのできるデモを用意している会社もあります。

●トライアルとデモの違い デモと聞くと、トライアルをイメージすることもあるでしょう。しかし、デモとトライアルは異なるものです。デモもトライアルも、同じくチャットボット導入前の「お試し」であることは同じですが、大きな違いがあります。それは、チャットボットを設置する「環境」の違いです。

トライアルは、通常、自社の環境に実際に導入して試すものですが、デモは自社の環境に導入する必要はありません。サービス提供会社の用意した環境でチャットボットを試すことができます。

つまり、デモは、本番環境がなくてもデモページ等で、手軽に動作を確認することができるのが特徴です。

デモのサービスがあると知っても、後日、トライアルを行うからデモの必要はないと思うことがあるかもしれません。しかし、実際のところ、トライアルを行う前に、デモで確認しておくことをおすすめします。なぜなら、デモを行うことで、次のことが確認できるためです。

●やりたいことが実現できそうかを確認できる 複数のチャットボットを選定している段階では、それぞれのチャットボットについて、自社がやりたいことが本当に実現できるのかをすばやく知る必要があるでしょう。少しでも実現できない要素があれば、そのチャットボットは早々に候補から外しておくことができます。トライアルで本番環境を自社に構築した後で、実現できない要素に気付いてしまうと、工数の無駄になってしまいます。デモの段階でそれに気付くことができれば、効率的です。

●管理者画面と顧客側の仕様や操作性について確認できる デモでは、実際の操作を顧客側、管理側それぞれを試すことができます。トライアル前に実際に触ってみることで、使い勝手を端的に知ることができます。

●運用するまでに必要となる準備事項やフローをイメージできる チャットボット選定前に、導入から運用までのイメージを一通りつけておくことも必要です。デモを触ることで、どこにハードルがあるのかが見えれば、選定に役立たせることができます。

●トライアルで確認すべきことや試したいことなどを事前に決めることができる デモを試しながら、自社に合っていそうだ、使えそうだと感じたら、次はトライアルに進みたいものです。そうなったら、デモを操作しながら、トライアルでさらに確認すべきことや、試したいことなどを事前に決めることもできます。

総じて、デモを行うことは、チャットボット導入そのものの失敗を避けることができるほか、トライアル時点での工数の無駄を省き、トライアルを行う際にも役立てられるというメリットがあります。
このことから、デモはチャットボット導入前には必ず踏んでおきたいステップといえます。

RICOH Chatbot Serviceでは、60分で体験できる無料のオンラインデモをご用意しています。

トライアル前に、やりたいことが実現できそうかを確認したい、管理者画面や利用者側の仕様や使い方について確認したい、運用するまでの準備に必要な事項やフローについて確認したいというニーズのほか、自社に合ったツールを選ぶコツを担当者から直接聞きたいといったニーズにもお応えします。

RICOH Chatbot Serviceのオンラインデモでは、チャットボットサービス担当者が、チャットボットの使い方や活用方法を具体的にご説明し、お客様のご状況をお伺いした上でご説明・ご提案しながら、デモをお試しいただけます。

「デモではどのようなことができるのか」「トライアルとの違いは？」などのご質問がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。