チャットボットの導入ハードルを下げる
Q&Aデータのテンプレートとは?
チャットボットの導入を検討する企業が増えていますが、機能面だけでなく、どれだけ簡単かつ楽に始められるか、という点も重要です。お問い合わせ数が増えており、早急にチャットボットを導入したいという場合には、よりスピーディーに始める必要もあるでしょう。
そんなとき、手間も時間もかからないチャットボットであれば、導入のハードルを下げることができます。
そこで今回は、チャットボットの導入ハードルを下げるQ&Aデータの「テンプレート」の活用についてご紹介します。
チャットボットを始めるためには、質問と回答のデータが必要になります。チャットボットを利用する人が質問を入力、もしくは選択したら、それに対して最適な回答を返すのがお問い合わせ用途のチャットボットです。
例えば、チャットボットを利用して顧客からのお問い合わせ対応を行うためには、できるだけ多くのQ&Aデータが必要になります。もし、顧客が求める質問の回答が用意されていなければ、顧客の要望を満たすことができないため、お問い合わせ窓口として機能しなくなってしまいます。
Q&Aデータは、チャットボット導入時に用意する必要がありますが、始めから膨大な量のQ&Aを用意するのはなかなかむずかしいものです。
そんなときに役立つのがテンプレートです。テンプレートとは、あらかじめよくあるQ&Aがある程度できあがったものです。テンプレートをチャットボットに導入し、そのテンプレートを編集して自社に合ったシナリオやQ&Aを作っていくことができます。
ここで、チャットボットにQ&Aデータのテンプレートを活用するメリットをご紹介します。
●Q&Aやシナリオ作成の手間を軽減できる
チャットボットの導入目的といえば、カスタマー対応の問い合わせ用途や、社内ヘルプデスクなどさまざまです。それぞれのチャットボットの目的に沿ったQ&Aデータのテンプレートを活用することで、Q&Aやシナリオ作成の手間を軽減することができます。
●スピード重視で導入したいケースに最適
Q&Aデータのテンプレートを活用することで、シナリオ作成などの知識がなくとも、チャットボットをスピーディーかつ簡単に開始できるのも大きなメリットです。スピード重視のときに役立ちます。
●業種別テンプレートならQ&Aの質が高まる
Q&Aデータのテンプレートは、業種別に用意されていることもあります。自社の同業種のテンプレートを利用することで、必要なQ&Aがあらかじめ用意されていることから、Q&Aの質を上げることができるでしょう。
【関連コラム】チャットボットのQ&Aとシナリオ作りのコツとは
リコーの「RICOH Chatbot Service」は、Q&Aデータの業種別テンプレートを利用して、簡単かつスピーディーに導入を開始することができるチャットボットサービスです。
テンプレートは、業種や業務別に想定される基本的なQ&Aをまとめたものとなっており、回答部分を自社に適した形に変更すれば、すぐにチャットボットを使い始めることができ、導入の手間を削減できます。
業種は、カスタマー対応の「社外問い合わせ用」と、社内ヘルプデスクなどの「社内問い合わせ用」のどちらも用意しており、社外問い合わせ用には、製造・小売・大学・自治体などの業種別のテンプレート、社内問い合わせ用には、経理・人事・情報システムなどの業種別のテンプレートがあります。
他にも、ExcelでQ&Aデータを作成でき、Webサイトへのチャットボタン設置の際にも自動で作られるタグ1行をWebサイトにコピー&ペーストするだけで完了するなど、導入の手間と時間を削減する多くの機能が備わっています。
手間なく簡単かつスピーディーにチャットボットを導入したいという場合には、ぜひ導入をご検討ください。
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- チャットボットの種類とそれぞれのメリットデメリット
- チャットボットサービスを正しく賢く選ぶコツ
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