成功事例に学ぶチャットボットでのコンバージョン獲得法
チャットボット導入後、成功するケースもあれば、失敗するケースもあります。実際、成功したケースの中には、コンバージョン数がアップしたという事例もあります。
特にWebサイトへのチャットボット導入で、商品やサービスに関する問い合わせや資料ダウンロード、購買や契約などの何らかのコンバージョンを増やすためには、どのような対策が必要になるのでしょうか。
今回は、チャットボット導入によりコンバージョンが増加した成功事例と共に、コンバージョン獲得のための施策のポイントをご紹介します。
まず、チャットボット導入により、コンバージョン数の増加を実現した企業の成功事例を一つご紹介します。
海外留学やホームステイをはじめとして、さまざまなグローバル教育プログラムを提供するある会社は、RICOH Chatbot Service導入により、大きな成果を上げました。
同社は、お客様が公式サイトの問い合わせフォームにたどり着く前に新たな接点を設けたい、サイト来訪者の資料請求や説明会予約などのコンバージョン数を上げたい、具体的にアクションを起こさないお客様などが持つ潜在ニーズを把握したいといった課題がありました。
チャットボットを公式サイトに導入した後は、チャットボット経由の予約や申し込みなど具体的なアクションにつながりました。結果、3カ月で資料請求・説明会予約に約50件増、申し込み数約20件増を実現し、コンバージョンにも貢献。潜在ニーズにも気づきを得られています。
では、Webサイトへのチャットボット導入により、コンバージョン数の増加を実現するにためには、何が必要なのでしょうか。
チャットボットをより活用するには、ユーザーがチャットボット利用中、対話のどこで離脱したかなどのデータを分析し、チャットボットの精度を継続的にアップデートしていくことが必要です。そのためには、サイト訪問者一人ひとりのWeb上での行動を取得する必要があります。いわゆるアクセス解析です。
そしてチャットボットを利用したユーザーのアクセス解析の結果を分析して、シナリオ改善を実施したり、自社商品やサービスへと興味を持っている見込み顧客に対して適切なアプローチをしたりすることも、コンバージョンを増やすためには重要です。
つまり、コンバージョンを増加させるには、チャットボットのアクセス解析が肝となるのです。
RICOH Chatbot Serviceでは、Webサイト上の複数ページにチャットボットを設置している場合、どのページでチャットボットが利用されたのかなどのリファラ機能が備わっており、アクセス解析が可能です。
チャットボットが利用されたページが、過去のチャットのExcelデータより参照することができます。
このアクセス解析結果を活用することで、課題が見える化し、コンバージョンアップのための施策を検討することが可能です。
例えば、チャットボットの履歴を確認することで、チャットボット自体の対話内容などの見直しはもちろん、Webサイトの改善ポイントも明確になってきます。コンバージョンさせたいWebページへの導線の調整を行うなど、結果につながる施策を打つことができます。
Webサイトへのチャットボット導入でコンバージョンを多く獲得し、増加をねらうためには、アクセス解析をうまく活用することが重要です。そのためには、チャットボットサービスにアクセス解析機能が備わっていると便利です。ぜひ積極的にアクセス解析を利用して、より多くのコンバージョンを獲得するための施策を実施しましょう。
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