教育機関のご担当者様へ

なぜ今、学校法人・教育機関に
「全学で使える共通AI基盤」が必要なのか?
一部の教職員による試行にとどまり、学内全体へ普及せず
運用の手探りだけが続く——。
各部署に散在する教務・事務ナレッジを統合し、
学生・保護者・教職員が活用できる共通AI基盤の考え方について解説します。

教育現場が直面する「学内普及とガバナンスの壁」

膨大な履修・窓口マニュアルの参照、多言語での問い合わせ対応、そして個人情報の保護――。
教育現場は、多岐にわたる複雑な業務と多様な対象への対応に追われています。
一部でのAI試行は進むものの、
「部署ごとに導入が孤立し、全学への横展開が進まない」「セキュリティ基準の整理や権限制御の壁にぶつかり、活用拡大に踏み切れない」
という課題にぶつかっています。

  • 学内ナレッジの分散

    学部や事務部署ごとに規定やマニュアルが分散し、問い合わせ回答の表記揺れが発生。本部の最新情報が現場に届かず、確認作業が日常業務を圧迫している。

  • 問い合わせ対応の負荷

    入試や履修登録など、毎年繰り返される問い合わせ対応に教職員が追われている。回答作成や多言語での対応・翻訳作業に時間を取られ、本来の学生支援や教育活動が圧迫されている。

  • 安全なAI運用への不安

    成績や個人情報を扱うため一般的なクラウドAIの活用に踏み切れず、立場に応じた適切なアクセス制御の仕組み作りに難航している。

現場の教職員が直感的に業務を効率化できる柔軟性と、組織として情報を守るガバナンス。
この両立こそが、教育現場におけるAI活用を次のステージへ進めるための重要なポイントです。

今、教育機関に求められる
AI活用の視点

教育現場でAI活用を進める際、重要なのは利便性の高いツールを個別に増やすことではありません。
学内に点在する知識をひとつの安全な基盤に集約し、必要な人が必要な範囲で活用できる環境を整えることです。

Difyで実現できる
3つの活用パターン

Difyは、APIなどを通じて複数の基幹システムや外部ツールを連携し、
ワークフロー化できるAIプラットフォームです。
教育業界での活用例をご紹介します。

学内情報の横断検索・参照
学則・教務規程・入試要項などをまとめて検索し、
必要な情報へすばやくアクセス
学則や教務規程、入試要項、学生支援マニュアルなど、学内にはさまざまな情報が点在しています。Difyを活用することで、それらの情報を横断的に検索・参照し、質問内容に応じて必要な情報を分かりやすく提示できます。複数のシステムやファイルを確認する手間を削減し、教職員の業務効率化を支援します。
学生・保護者向け問い合わせ支援
入試・履修・奨学金などの問い合わせ対応を効率化
学内規程やFAQ、過去の対応履歴などのナレッジを活用し、学生・保護者からの問い合わせに対する回答案を作成します。多言語での問い合わせにも対応できるため、対応品質の向上と教職員の業務負担軽減を両立できます。
教職員向けナレッジアシスタント
業務マニュアルや学内ルールを対話形式で検索・活用
出張申請や稟議手続き、学内ルール、各種業務マニュアルなど、教職員が日常業務で必要となる情報をAIとの対話形式で確認できます。必要な情報へすばやくアクセスできるため、問い合わせや確認作業の負担を軽減し、業務の効率化を支援します。

リコーでは教育機関向けのDify Enterprise
アカデミックライセンスをご用意しています

対象の教育・研究機関向けライセンスです。Enterprise版と同等の管理機能を利用でき、ディスカウントが適用されます。
全校規模でAI環境を構築したい教育機関に適しています。